三木自然愛好研究会 第10回定期総会
小倉代表挨拶 人と自然の博物館 鈴木 武 先生
三木自然愛好研究会の第10回定期総会が、4月2日午後1時から三木市教育センター大会議室(4F)で開かれた。
来賓として公務多忙の中、藪本三木市長、井本三木市教育長が出席、祝辞をいただいた。。
平成17年度活動報告並びに、決算報告、そして18年度の活動計画、予算案が共に承認された。

議事終了後の公開講演会では、県立人と自然の博物館研究員、鈴木 武 先生による「兵庫のタンポポとその分布」をテーマに講演があった。
2005年「近畿タンポポ調査」でわかったことは、兵庫県中、南部にはカンサイタンポポ(日本タンポポ)が多く、北部但馬地方にはヤマトタンポポや、クシバタンポポ(いずれもに在来種)が多いこと、県北西部でキビシロタンポポ(岡山県に多い)が発見された。又セイヨウタンポポ(外来タンポポ)は、県下広くに分布し、そのうちアカミタンポポは都市部に多い。その中で見かけのセイヨウタンポポのうち、五割程度が日本種との交雑種であることなど、興味深い話をを熱心に受講した。今年度も公開講演とあって、三木市のボーイスカウトの児童約20名も受講し、最後に質疑応答もあり盛況だった。
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