ミズトラノオ復活作戦
数年前、池の樋を改修したため、目一杯水が溜まるようになった。この為に従来の生育場所が絶えず水につかっている状態になってしまった。幸いこの池は灌漑用水として利用していないので水位を下げることを決断しました。

そこで、樋門の栓(筆)を取り除き、代わりに希望水位になる長さのエンビパイプを取り付けた。降雨などにより一時的に増水しても、徐々に設定水位になる。こうすることで、ミズトラノオの生育条件の一つである「年間を通じて水につかるかつからないか、の場所」が確保できました。

そして、ミズトラノオと同時進行の邪魔なチゴザサなどの成長を抑えた結果、下画像のようにだいぶ復活してきました。
今後、池の半周部分にある干潟を「ミズトラノオ」で埋め尽くすのが夢です。(2005.7.16)
昨年、ほとんど消えかけていた東側の小群落。
画面右側にも小群落が現れた。
            西側の小群落。

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