種名  ヤブカンゾウ(藪萓草)
学名 Hemerocallis fulva var . kwanso
科/属 ユリ科 / ワスレナグサ属
特徴 野原や藪、林の縁に生える多年草。葉は長さ40〜60cmの広線形で若葉は山菜として好まれる。茎は70〜100cmで上部に径約8cmの黄赤色の花を付ける。雄しべの一部又は全部が花びらのようになって八重咲きになる。
花期 7〜8月
名の由来 この花を見て憂いを忘れるという中国の故事による。「忘れる」に「萱」を宛てるから萱草で、藪などに生育するから。


三倍体なので結実はしません。

三倍体とは
1つの細胞に3組のゲノムを持つ個体。動物はそのほとんどが2組のゲノムを持つ二倍体ですが、高等植物には三倍体、四倍体などの倍数体が比較的多く見られます。これらは一般に、二倍体に比べて大型で光をめぐる競争の上で二倍体よりも有利であるとされています。
一般に、奇数倍体の植物はすべて結実しません。これを不稔性といいます。種子なしスイカは人工的に作られた三倍体です。

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