種名 ハハコグサ(母子草)・ゴギョウ/オギョウ(御形)
学名  Gnaphalium affine 
科/属 キク科 / ハハコグサ属
特徴 人里に普通に見られる越年草。春の七草の「オギョウ」がこれである。早春の若葉は七草がゆに入れられるが、他にはほとんど利用されない。茎の中央の一本は最初に発芽したときの芽で、垂直に伸び、脇から出た2〜5本の茎は地を這って四方に広がる。葉は倒披針形で互生する。根生葉が秋に発芽し、冬の間はロゼットになっているが、花期の頃には消える。頭花は黄色で数十輪が丸く集まってつく。全体に綿毛があり、白っぽく見える。ムギ類の栽培とともに伝来した史前帰化植物の一つである。
花期 4〜6月
名の由来 最初に発芽した中央の一本を母に、地を這って四方に広がる茎を子に見立てた。又「這子草(ホオコグサ)」の転訛であるともされる。
一覧表  入口  過去のTopics 春の七草 用語辞典