絶滅危惧種ランク 近畿(準)環境省II類(VU)
種名 ムギラン(麦蘭)
学名  Bulbophyllum inconspicuum
科/属 ラン科 /マメヅタラン属
特徴 東北南部から九州の湿った樹木や岩肌に着生する蘭科の植物。根茎は横にはい、まばらに偽球茎(バルブ)をつけ、その先端に1葉をつける。葉は肉質で厚く、長さ1〜3cm、幅6〜8mmのへら形。バルブの基部より花茎を出し、黄白色で大きさ3mmほどの花を1〜2個つける。自生地ではびっしりと群生していることが多い。成長は1年に1バルブと非常に遅いので,群落を形成するのに何十年とかかる。
花期 6〜7月
名の由来 偽球茎(バルブ)の形が麦粒に似ているところから。
これらの植物はみんなの貴重な財産です。絶対に採取しないようお願いします。
                                                          
管理人の氏宮である「御酒神社」のシンボル巨岩に張り付いています。採取すると「祟り」がありますよ***
同じ岩に「マメヅタ」も生育しています。両者は全くちがう科の植物ですが、生育環境が同じなのでしょう。
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